こんばんは。
今日は朝の満員電車で遭遇したオッサンのけんかについて語ります。
死ぬほどしょうもない話ですが、よければ見ていってください。
状況を紹介
あれは朝8時頃の京浜東北線、大井町-品川間を移動している時のことだった。
登場人物たちの配置図を作ったから見てほしい。
オッサンAはドア近くの座席の前でつり革をつかんで立っており、オッサンBはその斜め後ろにリュックを抱えて立っていた。
オッサンC(私)はオッサンA,Bとトライアングルを作る形で立っており、オッサンBが奥に詰めてくれれば私も通路に入れるのにな~と思いつつ、出勤のために輸送されていた。
大井町を出発して1分ほど経った頃、突然オッサンBの体が揺れた。
見るとオッサンAがすごいスピードで右ひじを引いてオッサンBにぶつけている。
オッサンB「ちょっと、なんなんすか?」
オッサンBはたまらず声を上げる。
ここから二人のオッサンによる熱いバトルが始まった、、、
オッサンAの言い分
「てめぇ、さっきから俺に寄っかかってんだろ」
「そっち空いてるんだから、もっと奥行けよ」
大声でまくし立てながら、オッサンBの胸を押す。それはもはや殴打である。
「なんだよ、押してねぇよ!」
いや、押している。押すどころか打撃技である。真顔で大嘘を吐く様はもはやホラーである。
オッサンBの言い分
「寄っかかってないっすよ」
「奥行けますけど、押さなくてもよくないすか?」
押していないと言い張るオッサンAに対して
「いや押してますよね?」
そう言っている最中にも掌底を胸に受けている。さすがに気の毒である。
「こいつやばすぎ」
そう捨て台詞を残し、オッサンBは奥へと去っていった。
オッサンCの意見
うるさい。いい大人が喧嘩すんな。
言いたいことはたくさんあるが、一旦落ち着いて両者の言い分を整理してみよう。
オッサンAとオッサンB、両者の言い分にはどちらも「是」と「非」があると言える。
オッサンAの「オッサンBはもっと奥に詰めるべきである」という主張は「是」である。実際、私もそう思っていた。しかし「暴力に訴えること」は「非」である。
一方、オッサンBの「押さなくても良いのではないか」という主張は「是」であるが、「奥に詰めずに混雑を悪化させていること」は「非」である。
お互い様と言えばお互い様であるが、強いて言えばオッサンBはオッサンAに寄っかかってはいなかったこと、オッサンBは手は出していなかったことの2点から、どちらかと言えばヤバいのはオッサンAと言えるだろう。
まとめ
「是」とか「非」とか言ってみたけど、しょうもないことで騒いでる時点で二人まとめてゴミである。見ていられない泥試合であった。
人は満員電車というストレスフルな環境下では、こうもくだらないことで争うのかと、誠に無念であり、遺憾であった。
電車を降りたら仲直りして握手して、ハグして、雨降って地固まって家族ぐるみの付き合いをしてほしい。そんな日本になってほしい。
総裁選、頼みます。
以上です。
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